援軍処理について解説してみる
最近私が所属するクランで新人さんが増えています。
やはり最初は皆右も左も分からぬ状態、援軍処理やサイドカットを知らない方が意外に多い。そのたびにクランチャットで解説するのは骨が折れますし、下の方に流れてしまっては元も子もない。
これはブログかなんかにまとめなあかんな、ということで
基本の「き」第2弾今回は援軍処理について解説します。
援軍処理は超簡単?!
さて、援軍処理と言えば一昔前ですとライトニングで行うのが主流でした。
しかし2015年7月のアップデートにより、闇の呪文「ポイズン」が実装。
ライトニング?なにそれおいしいの?状態に。
ポイズンの登場により、援軍はポイズン1発でやられないユニット、ドラゴンと黒バルが主流になりました。
これにより援軍処理の難易度はググッと低くなりました。
簡単になった援軍処理による格差社会
さて、援軍処理が簡単になったと聞いて皆さんはどう思いましたか?
「いやいや、それでも難しいよ!」という方もいるかと思います。
実際問題、援軍処理を失敗する方もたまにいますし、また失敗しないまでもユニット枠を必要以上に使う方は割といます。
しかし、確実に援軍処理は簡単になっているのです。この差は何なのでしょうか。
上手い下手の問題でしょうか、否。知っているか知らないかの差でしかないと私は考えています。
スポーツのように上手い下手、センスの有る無しで決まるなら諦めもつきますが、数学のように公式を知らなかったせいで問題が解けないということなら話は別です。
今すぐ公式を知り、敵と差をつけましょう!
(TH9以上では援軍にラヴァハウンドが入る事があります。ラヴァの処理方法はいろいろな案があるため今回はその他の一般的な援軍処理方法について解説します)
援軍処理のやり方
必要なユニット
まずは用意すべきユニットを見ていきましょう。
人によって多少増減があるかもしれませんが
ウィザード 2~3体
アーチャーorバーバリアン 5~8体
ジャイアントorホグライダー 1~2体
です。ユニット枠は20~30くらいが目安です。
たまにアーチャーだけでドラゴンを囲む人もいますがやめましょう。
理由は後述しますが、ウィザードを入れるべきです。
パート別に見る援軍処理
援軍処理は大きく分けて4つのパートに分ける事が出来ます。
① 釣り出し
② まとめる
③ 囲む
④ おとりを出す
の4パターンです。
です。具体例と一緒にそれぞれのパートごとに見てみましょう。
① 釣り出し
釣り出しパートでは、クランの城から敵援軍を出す事が目的です。
冒頭お話したように、最近のトレンドはドラゴン1体(+バルーン1~2体)ですので難なく釣り出せるかと思います。
しかし、稀にウィザード1残りアーチャー等のパターンもあります。その場合は、最後まで援軍が出きるのに時間が掛かるため、釣り出し用のユニットを1~2体余分に使って、城に援軍が残っていないかを確認するようにしましょう。
釣り出し用のユニットですが、クラン対戦で相手の村を偵察したときに、防衛施設をタップすると白い枠が出てきますよね?
その枠が壁からどこまで出ているのかを見ておいてジャイアントやホグライダーを使いましょう。
下の画像の場合は右下からジャイアントで釣り出せそうですね。
下の村のように、城の範囲が壁の中に入っているときは、ホグライダー2体出しが安定しそうです。
今回は下の画像の村を具体例として進めます。
さて、皆さんはどのユニットで援軍釣り出しを行いますか?
この場合だと一番右の金庫にバーバリアンを向かわせるだけでもいけそうですね。
ですが、今回は念のためジャイアントで釣り出しを行いました。
必要に応じて、この時点でポイズンを使っても良いでしょう。
今回は別に無くてもいいのですが、余りそうだったので使っておきました。
②まとめる
次に援軍を1カ所にまとめます。
クランの城から一度出てきた援軍は、クランの城の範囲に関係なく、一番近いユニットをターゲットに取り向かってきます。
そのため、角の方の施設にアーチャーを出して、援軍をおびき寄せます。
援軍処理の時に近くに施設があると、ユニットはまず援軍ではなく施設をターゲットに取ってしまうため、ついでに邪魔になりそうな施設も破壊しておきます。
③囲む
さて次は囲むの段階です。角に出したアーチャーにおびき寄せられた援軍をウィザードで囲みます。
このとき、ウィザード同士の間を開けて、理由は後述しますが絶対に1点出しをしないようにしましょう。振りじゃないですよ?(笑)
それと同時に、アーチャーを1体援軍直下に出しましょう。
青丸で囲ったアーチャーがそれです。
④おとりを出す
先ほどの青丸で囲ったアーチャーがやられた瞬間、また1体アーチャーを援軍直下に出します。
ドラゴンの羽で見にくいですが、赤丸で囲ったところにアーチャーを出しています。
あとはこれをひたすら繰り返します。
援軍のもっとも近い敵をターゲットに取るという習性を利用して、ウィザードに攻撃を向けないことが目的です。
ドラゴンも黒バルも攻撃間隔が長いため、さほど難しくはないと思います。
このように最後までウィザードを生き残らせる事が出来れば、援軍処理成功です。
ね?簡単でしょ?
いかがでしたか?
今までアーチャーの数の暴力で、ウィザードを使いまくってゴリ押ししてた方には目から鱗だったのではないでしょうか。
レベルMAXのドラゴンでもレベル4のウィザードとアーチャーで簡単に処理出来てしまいます。
ただ慣れないうちは保険として、ウィザードやアーチャーを多めに持って行くのもアリだと思いますね。
最終的に20枠くらいで処理出来ればいいのではないでしょうか。
援軍がドラゴンや黒バルでは無い場合
次は援軍がドラゴンや黒バルでは無いパターンを考えていきましょう。
おそらく「バルキリー」「ウィザード」「アーチャー」が入っているパターンがほとんどだと思います。
しかしこの場合も大きく変わることはありません。
ウィザードは範囲攻撃、つまり重なってるユニットは複数同時にダメージを与える事ができるため、全く同じ手順で処理出来ます。
もしあなたがポイズンを使えるなら、1カ所にまとめてポイ。終了ですね。
1つ注意する点があるとすれば、攻撃間隔がドラゴンより早いため、おとりを出すタイミングを逃さないようにしましょう。
なぜウィザード?なぜ分散出し?おとりはババorアーチャー?
さて、いくつか細かい点について解説します。
① 援軍処理の時、なぜアーチャーではダメなのか
これには理由が3つあります。
1つ目は、単純に攻撃力が高いことが理由です。ユニット枠が4であることを考慮しても、時間当たりのダメージはウィザードの方が優秀です。
2つ目は、範囲攻撃である事です。これにより、ドラゴンだけでなくアーチャーの大群にも対応することが出来ます。
3つ目は、タップする回数が少なくて済むことです。これにより時間的余裕が出来るため、援軍処理をミスすることが少なくなります。
② なぜ分散出しをするのか
これはドラゴン、黒バル共に範囲攻撃であるからです。
万が一おとりを出すのが間に合わなくても、分散出ししていればウィザードが1体焼かれるだけで済み、十分立て直しが効きます。
しかし1点出しをした場合、十中八九丸焼きにされるでしょう。
そうなるともうパニックですよね。そこからの立て直しは難しいでしょう。
③ おとりユニットの選び方
枠が1のユニットは「バーバリアン」「アーチャー」と居ますが、この内空中ユニットを攻撃できるのはアーチャーだけです。
アーチャーは敵援軍直下に出すと、そこに留まり、バーバリアンはドラゴンを無視して、一番近い施設に向かいます。
この特性理解した上でおとりユニットを選びます。極端な例ですが
こういった端からしかユニットを投入できない配置にはバーバリアンが向いています。
もしアーチャーをおとりユニットにすると、ウィザードと同じ位置(端っこ)に留まってしまい、アーチャーと一緒にウィザードも焼かれてしまいます。
したがって、こういう配置にはバーバリアンを出して、少し歩かせた位置で援軍処理をすると良いでしょう。
その他の普通の配置では、出した所に留まってくれるアーチャーの方が若干安定するかとは思いますが、わずかな違いですので好みでいいかと思います。
あとがき
画像と文字で説明しましたが、援軍処理は動画でも確認した方が良いと思います。
自分で録画できる環境ではないため、YouTubeに上がっているオススメ動画を貼っておきます。
少し古いですが、やる事は変わりません。
いかがでしたでしょうか。
援軍処理なんて簡単に思えてきたでしょ?
さっそく実践して明日から全壊目指しましょう。以上です。